リゼロ2期決定だが、そもそも異世界系の『異世界送り』している存在は何が目的なのか?という考察

リゼロ2期決定だが、そもそも異世界系の『異世界送り』している存在は何が目的なのか?という考察
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異世界物を見れば見るほど浮かんでくるようになったこの疑問。

筆者も普段から異世界物はよく見る方で、どちらかと言えば楽しんでみている方なのですが、『異世界送りしてる存在は何が目的なのか?』という、一つの疑問が浮かんだので、今回はそのお題に対して筆者なりに考察していきたいと思います。

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そもそも異世界物とはどういうジャンルなのか?

GATE

異世界系とは主に「小説家になろう」という個人小説公開サイトにて多く公開されているジャンルの一つで、内容としては『現代から異世界に召喚・転生』するものが殆どとなっています。

余りに似ている設定が多いため、最近ではあえて転生・召喚までの経緯を端折る作品も多く見受けられます。基本的には異世界にて戦いに巻き込まれるものや、最新のトレンドではスローライフを描いたものまで様々な作品があります。

これとは別にバーチャル空間に閉じ込められる展開の作品も存在しますが、厳密にいえば現実世界から仮想世界に意識だけ飛び込んでいる状態のため、異世界物と呼べるかどうかは微妙なところ。

『小説家になろう』というサイトは無料会員登録をすれば誰でも好きな作品を好きなだけ読めるため、電車での移動中やちょっとした空き時間に楽しめるのも特徴の一つです。

異世界系作品の原点はどの作品?

エルハザード

異世界を取り扱った作品は年々増加傾向にありますが、原点となった作品は果たしてあるのでしょうか?

『主人公が異世界に行く』という設定を扱った作品自体はかなり昔からありました。古いものだと『神秘の世界エルハザード』や『天空のエスカフローネ』辺りが、異世界物の原点になっているのかもしれません。

ただ一説によると『デジモンアドベンチャー』から色々派生してきているとの意見もあるようです。

とは言え、ジャンルにもその時の流行り廃りがあるため、実際に異世界物が再燃するキッカケになったのは、2006年放送の『ゼロの使い魔』辺りからになるのかもしれないですね。

異世界系全般に当てはまる『転移・転生』という概念

二度目の人生を異世界で

異世界系と言えば『転移・転生』という概念がありますが、現在ではほとんどの作品の場合、転移・転生については詳しく明記されない作品が大半です。

しかし異世界系に代表される作品には『転移・転生』というキーワードが必ずどこかに付随しており、それが作品自体に大きな影響を与えるかどうかは別として、どの作品も基本的な概念を継承していることが多いです。

異世界系ジャンルが大きくなった要因として、ファンタジー要素の強い『転移・転生』という題材を扱う事により、表現に幅が生まれ、且つ違和感なく作品に取り入れることが出来るからなのかもしれません。

ただ改めて考えてみると、『異世界送り』を行える人知を超えた力を持つ存在は『異世界系』作品全般に存在していますが、それに焦点を当てた作品は今のところ多くは存在しないのが現状です。

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作品によっては存在を明言しているものも。

作品によってはその存在を明記している作品も中には存在します。

代表的な例でいれば『Re:ゼロ』や『幼女戦記』等、作品に関わる重要な位置付けとして描かれています。

存在エックス

幼女戦記に関していえば『異世界送り』を行ったものは作中で「存在X」として描かれており、一般的に考えれば神のご加護(この作品の場合は驚異的な悪運)と言える能力で異世界に転生させられます。

『Re:ゼロ』も、物語を読み進めていくと、強大な力(呪い)を持つ『魔女』という存在に行きつきます。

特に幼女戦記の場合は、何故転生させられたのかを分かりやすく描かれており、作中で存在する『存在X』の目的もはっきりして分かりやすい方ではないでしょうか。

作品全体の内容としてはやや難解な部分もありますが、主人公の目的と存在Xの目的がはっきりしているため、混乱することは無いと思われます。

そもそも何の目的の為に『異世界送り』しているのか?

幼女戦記のように存在や目的がはっきりしているケースであればいいのですが、物語を読み進めていってもはっきりとした理由や目的を明記していない作品はかなり多く存在します。

死に戻り

『Re:ゼロ』に関しても、4章で魔女の存在や呪いについて少しだけ触れますが、現在も『死に戻り』についての明確な説明はなく、「何故異世界に召喚され、どんな目的の為に死に戻りという能力が発動したのか?」等の説明描写は、今のところありません。

作者側でオチを考えてないという可能性はかなり低いと思いますが、ここでは考えられる理由・目的を考察していきたいと思います。

Case.1『神の享楽』

こちらは強大な力を持つと予想される『神』に等しい存在の何かが異世界送りをし、『飛ばした先でどうなるか』を娯楽として楽しんでいる可能性。

異世界送りをするほどの能力を持つ存在なのであれば、この世界の創造神と言っても差し支えないほどの存在。

2019年夏アニメで放送予定の『ダンまち2』でも『神は享楽を求め下界に降りた』と説明があるため、実際この可能性はかなり高い方なのかもしれません。

ダンまちに限らず他の作品でも神と呼ばれる存在が娯楽を求めている描写は頻繁に描かれていますし、異世界送りをする存在も享楽的に異世界送りを敢行しているのかもしれません。

もしそうだとしたら、巻き込まれた側は迷惑極まりないですね(笑)

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Case.2『実験』

こちらも一風変わった映画作品には一時期よく見られた設定でした。

実験というといきなり現実感が増しますが、『広大な宇宙だと思われていたものが実は小さな球体で、その球体がツリー上にぶら下がっている空間で人外の生物が何らかの実験をしている』という設定であれば、SF感やファンタジー感を残したまま物語を描写することが出来ます。

これをライトノベル風に変換すると『人外の存在が対象を現在とは異なる世界に飛ばすことにより、そこで生じる化学反応や問題などを実験している』と言ったところでしょうか。

余りライトノベル作品でこのような手法を用いられることはありませんが、こういった概念を持ち込むことで更にレベルの高い読み物になる事は確実。

但しこれも書き手に相当なレベルを要求することになるため、これを目的に描かれている作品が少ないのも、そのせいかもしれません。

個人的に幼女戦記は「存在Xがターニャに信仰心を芽生えさせるために運命を操作している」為、大きく分けるならこちらに入ってきそうでもあります。

Case.3『人の可能性を見出している』

最後に『可能性を見出す系』が目的としてあってもいいかもしれません。

聞いた印象では先述した『Case.2 実験』に近いかもしれませんが、こちらはどちらかというと『変えようのない出来事に対しての最後の希望』的な印象の方が強いかもしれません。

明確に作中で描かれているわけではありませんが、『Re:ゼロ』に登場する嫉妬の魔女サテラが『必ず私を殺しに来て』とスバルに呟いていた事があったので、状況は違いますが、どれかに無理矢理分けるとすれば「Case.3」に当てはまってくるのではないかと思われます。

転生させた対象に何かの可能性を見出しているという点で考えると、意外と書きやすい目的の為、結末を見るとこれに当てはまってくる作品は多数存在するのではないかと思います。

『俺TUEEEEE』系が台頭

異世界系でよくあるジャンルの一つに『俺TUEEEEE』系というものもあります。最近はどちらかと言えばこちらの方が多いかもしれません。

俺TUEEEEE系というのは、「転生先であり得ない能力が覚醒して無双」したり、「一方的に相手を蹂躙する程の力を持った状態で転生する」などの設定が多く見られます。

オーバーロード

よくありがちな設定として『ゲームの中に入る』『現実世界の主人公は引きこもり』『転生先では最強』『ハーレム』という、4つの属性を持った作品が多いような気がします。

変な遠回りをしないで最短距離で目標を達成する作品が多いため、話自体のテンポがいいのも特徴です。

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俺TUEEEEE系からどんどん派生する作品の数々

しかし同時にこちらを題材とする作品が増えすぎた事によって、「異世界系=俺TUEEEEE」と誤解されてしまう事も暫しあるようです。

ただ一時期余りに増えすぎたこともあり、お腹一杯になってしまった人用に『異世界でスローライフを送る』作品や、『生産職となって後方支援する』作品なども多数誕生することになりました。

何にしてもまだまだ異世界を題材に扱った作品は増えてくるので、今後どのようになっていくのか見守っていきたいと思います。

筆者おすすめの異世界系作品

それではここで筆者おすすめの異世界系作品をいくつか紹介して終わりにしたいと思います。

因みに筆者は『俺TUEEEEE』作品は余り読まず、どちらかというとメインキャラが四苦八苦する作品が好きな脳内マゾなので、作品が偏ってしまうのはご愛敬。

どれも自信を持って紹介できる作品ばかりのため、気になったら一度は読んでみて下さいね!

幼女戦記

幼女戦記

この記事内で何度も登場した幼女戦記。こちらは現実世界で「リストラ代行」という職業についていたサラリーマンの主人公が、この世界と非常によく似た世界に転生させられる内容。

主人公は異世界系では珍しい「合理的」かつ「計算的」な思考を持っており、基本的に神という存在を信じていません。

リストラされた男から線路に突き落とされ、時が止まって人外の力を目の当たりにしても『存在X』と仮定し信じようとしません。

その信仰心のかけらも感じない 態度に神が激高。何としてもターニャに信仰心を芽生えさせようとしてくる、一風変わった作品。

しかし作品自体の表現は非常に豊かであり、読んでいるこちらの知能指数が上昇しそうな内容になっているため、最近面白い作品に出合っていないと感じている方にはお勧めです。

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Re:ゼロから始める異世界生活

リゼロ

こちらも今回の記事でよく見た作品ですが、一時期相当アニメの方で話題になったことがあるため、今回紹介する作品の中では一番知名度が高いのでは?と思います。

主人公のスバルは謎の存在から異世界に転生させられますが、『死に戻り』という自身の能力に気が付くまで何度も死を体験することに。死んでも記憶を引き継いだ状態で死に戻りするため、この能力を使いスバルの大切なものを守るための戦いが始まります。

一時、死のループから抜け出せず精神崩壊してしまったスバルでしたが、レムの献身的な支えにより再び前を向くようになるシーンは感動もの。

ラノベでは珍しいジゴロ体質のため、常にレムをキープしているように見えることもあり、レム党からの評判はあまり良くありません(笑)

筆者もレム党のため、何とかしてレムルートを確立して欲しいと強く願っています。

LOG HORIZON(ログ・ホライズン)

ログホライズン

こちらはゲームに閉じ込められる作品の中でもかなり古くから連載されている作品。

エルダーテイルと呼ばれる世界に閉じ込められてしまったプレイヤー「シロエ」は、一匹狼を自称する人付き合いが苦手な内気な青年。旧友の直継とアカツキと名乗る女性プレイヤーと共に「ログ・ホライズン」というギルドを設立することになります。

徐々に信条の変化もあり、アキバの町から世界を変えようと行動し始めますが、一部の悪質ギルドとの対立や確執も生まれていきます。アキバの街を正常化しようとするギルドとの共闘により、円卓会議なるものを開催。

死という制約が無い世界のため、他のプレイヤーは死を恐れませんが、シロエは何かがあると予想。

どうしてダイブしてしまったのか、本当にエルダーテイルにダイブしただけだったのか?という予想から驚愕の事実が明らかになっていくため、展開から目が離せません。

ただ、原作小説は2018年3月を最後に更新されていない為、原作から入った方は次の投稿がいつになるのか、気になって仕方ないですね…。

まとめ

如何でしたか?今回は異世界系の『異世界送りをする目的』について考察してみました。多少なりとも気になっていたのは筆者だけではないはず…。
完全な妄想になりますが、書いている間は楽しかったので良しとすることにしましょう(笑)

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