アニメ『放課後さいころ倶楽部』が10月2日より放送開始 !

放課後さいころ倶楽部が10月2日より放送開始されました!
OPを歌手デビューを果たしたばかりの富田美憂さんが担当。
ボードゲームを扱った物語となっており、放送を楽しみにしていた原作ファンも多かったのでは?
今回は放課後さいころ倶楽部のアニメ1話の感想とあらすじを記載していきます。
ネタバレ要素を多く含んでいるので、ネタバレを避けたい人は気を付けて下さいね!
放課後さいころ倶楽部1話のあらすじ
放課後さいころ倶楽部に関しての詳細は、「放課後さいころ倶楽部 考察」にて紹介しています。
良ければ参考にしてみて下さい。
回想シーンからアニメがスタート
昔から遊ぶのが苦手だった美姫。
何が自分の楽しいなのか分からないとし、退屈な生活を送っていました。

美姫『昔から遊ぶのがへたくそで、何が自分の楽しいなのかも分からへん』


『だから待ってたのかもしれへん。楽しいを一緒に見つけてくれる仲間を』
遊ぶのが苦手な美姫はクラスの親睦会にも苦手意識が
苦手意識は遊ぶことに加えて、クラスメートとの関わりにも影響しているようです。
人が楽しいと感じることが、自分には楽しいと感じることが出来ないという悩みを抱えているようです。
そんな中、授業前の自由時間でクラスメートであり、委員長でもある翠から提案を受けます。

美姫『早よう来はらへんかな、先生』

委員長『武笠さん。今度の日曜日、みんなでカラオケ行くんだけど、クラスの女子の親睦会、武笠さんも来るでしょ?』


美姫『ご、ごめん。日曜日はちょっと…予定があるから…。』
親睦会を断ったものの、なんとなく気まずい雰囲気がながれます。
委員長の翠も何かを感じたのでしょうが、暫らくその場に立ちつくしてしまいます。
既にクラスメイトの高屋敷綾と、帰り道偶然に遭遇
人が多い所が苦手だった美姫は、帰宅もなるべく人混みを避けて通る事にしていました。
鴨川の隣の川沿いを歩いて帰る事が多く、ここで深呼吸してリラックスすることが日常になっているようでした。
学校生活にも慣れていないらしく、気疲れしているようにも見えます。


美姫『人が多いところは苦手。せやから川沿いの道を歩いて帰る』
???『ごめん、どいてぇ~!』



すれ違った勢いそのままに、自転車に乗っていた女の子は鴨川へ突っ込んでしまいます。
実は子の少女こそ、この物語の要の1人、高屋敷綾だったのです。



綾『全然喋らないから、私と同じで転校組なんだと思ったよ~』
綾『私、高屋敷綾。よろしくね!』
考えなしに行動する綾に、ついに美姫が…
そして綾のお願いで、一緒に京都観光することになります。
肝心の美姫は殆ど外で遊ばないので、地元に住んでいながら全く土地勘がありません。
一体どうなる事やら…。

綾『それじゃ行こうー!』

美姫『行くってどこにですか…?』
綾『足の向くまま、気の向くままにだよ♪』

知らない土地を探索する綾と美姫。
しかしその二人の性格は正反対で、綾は始めてくる土地の景色に興味津々。
一方の美姫は迷子になったらどうしようと、気が気ではありません。
そんな美姫の心配をよそに、どんどん奥に進んでいく綾。

綾『あ、見てみて美姫ちゃん!この置物可愛い~♪』
美姫『聞いて!』

考えも無しに進む綾に対して、ついに美姫が口を開きます。
しかしそれに対して持論を展開し、不安がる美姫を諭す綾。

綾『私たちは迷子にならない!それは目的地を決めてないからです』

綾『迷子ごっこなんだから思う存分楽しんじゃえばいいんだよ!』
不思議とその持論に納得してしまった美姫は、綾の言う通り迷子ごっこを楽しんでしまえという気持ちになります。
迷子ごっこを楽しんだ二人が行きついたのは夕日に照らされた街の景色を一望できる所、



美姫『きれい…こんなところ全然知らんかった。ずっと京都におったのに…』
自分の周りには楽しい事なんて何もないと思っていた美姫でしたが、綾の言葉で世界には楽しいことが沢山あるんだと気が付かされます。
またやろうねと言ってもらった帰りのバスの中で、美姫はある人物に目が留まります。
1日の終わりに偶然見かけた委員長の翠
帰りのバスの中から、偶然にも街を歩いている翠を発見。
校則にうるさい委員長がこんな時間にうろついているのはどういう事?と思い、二人で後を付けることに。




綾『この辺りって繁華街だよね?どうしてこんなところに居るのか突き止めるよ!』
そして緑が向かったのは雑居ビルの中にある『さいころ倶楽部』という店の中に入って行ったようです。

勇気を出して中に入る事にします。
するとそこには数えきれないほどのボードゲームが陳列されていました。
店長からボードゲームで勝負を仕掛けられる
どうやらこのお店で翠はアルバイトをしていたようです。
校則違反を指摘されるも、店長の計らいで二人はボードゲームをすることに。
今回登場したのはマラケシュと言う、絨毯をテーマにしたボードゲームでした。



店長『よし、じゃあこいつで遊ぶか!』


綾『翠ちゃんもあそぼうよ~!』
翠『結構です』
綾から一緒にやろうと提案されるも、冷たくあしらう翠。
しかしその後のゲーム説明ではきちんと説明してくれるなど、素直になれない一面も。
苦戦する美姫と綾。そんな二人を見て翠は…
初めてボードゲームをする二人でしたが、店長は容赦しません。
どうやら初のボードゲームらしく、思う様に点数を稼ぐことが出来ないようでした。
このままでは負けてしまう…そう思った矢先、翠が美姫と一緒に戦う事に。




アドバイスするのはルール違反だと店長は指摘しますが、一緒に戦うならルール違反にはならないと指摘。
店長からも一目置かれているようで、「ルールの抜け目を見つけるのが上手いな」と称賛されます。


順調にエリアを広げていく美姫と翠でしたが、3か4以外の目を出せば負けてしまいます。
果たして美姫は期待通り、3か4を出して逆転勝利を収めることが出来るのか?
見事な勝利!そして帰宅中に翠からこんな言葉が。
見事に逆転を決めた二人。
店長はその場で固まってしまいますが、翠の事を優しい顔で見守ります。




店長『翠ちゃんにもこんな友達が居たのか』
テンションが上がると急に京都弁が出る翠。
しかし本人は気が付いていないようで、そのことを綾から指摘されていました。
またお店に行ってもいいかと綾がたずねますが、翠は校則に違反しているからとNGを出します。
ただ「休日なら校則違反にならない」と、素直になれないながらも遠回しにOKされます。



物語の視点は終始、美姫目線で進行していきましたが、1日でクラスメイト2人と打ち解け、楽しいという感情まで得ることが出来た有意義な1日。
かくして次回に物語は繋がっていくのでした。
放課後さいころ倶楽部1話の感想
作画も崩れてしませんでしたし、全体的に繊細な色遣いが原作の雰囲気を壊さず、オリジナル要素をプラスしていると感じました。
OPテーマも良かったですし、何よりキャライメージにマッチした声優の起用だったので、個人的には満足しています。
原作漫画がそのまま動いている様な、そんな印象を受けたので、1話を見た限りでは今後の放送に期待を持てそうです。
原作と若干異なる構成で物語が進行
原作とは違った構成が少々見られましたが、基本的には原作漫画に忠実な流れだったと思います。
漫画版と構成が違っていた部分としては、アニメ冒頭シーンが過去の回想で始まったことなど。
既にお気づきの方も居るかもしれませんが、初っ端からエミーリアの頭部と思われる部分が映っているので、やはり関連記事で説明したようにそこまでは描かれるようです。
来週は『ゴキブリポーカー』!

来週はゴキブリポーカー!
漫画版とどのような違いがあるのか、今から放送が楽しみです。
因みに放送回によっては、一度に複数のボードゲームを紹介されたりすることがあるのでしょうか?
今回はマラケシュ回でしたが、複数個登場すると構成がどうなるのか気になるところでもあります。
あとがき
今回は遂に放送がスタートした『放課後さいころ倶楽部』のネタバレ含む感想を記載してみました。
原作から入った筆者ですが、各キャラクターと声優さんのイメージがマッチしていて、個人的に感動しました(笑)
富田美憂さんのOPも良かったですし、今後の放送に期待です!