元担当者が教える、ネットオークションで詐欺出品を簡単に見抜く方法

  • 2020.01.06 最終更新日:2020.01.07
  • Lifehack
元担当者が教える、ネットオークションで詐欺出品を簡単に見抜く方法

元担当者が教える、ネットオークションで詐欺出品を簡単に見抜く方法

元担当者が教える、ネットオークションで詐欺出品を簡単に見抜く方法

インターネットを介して欲しいものを手に入れるための手段は、メルカリの様なフリマアプリを除くと”ネットオークション”が有名ではないでしょうか。

現在は主流ではないにしろ、まだまだヤフオクの様なネットオークションを利用する方は多いと思われます。

ネットオークションで詐欺出品に騙されないようにする方法を、元担当者目線で簡単にまとめてみました。

感覚ではなく、明確な判断基準を持つ

ネットオークションを利用していると「何故か分からないけど、何か怪しい気がする」という感覚に襲われることもあるはず。

そんな時は感覚だけではなく、合理的に「具体的にこういう部分が怪しい」と判断することが大切です。

騙されないようにするためには、出品前に下記の項目をチェックしましょう。

  • 商材はどういうものか
  • 商品の相場と大きくかけ離れてないか
  • 画像に統一感があるかどうか
  • 取引実績はあるのか
  • 悪い評価が付いていないか

僕が精査していた時は上記の様な基準がありました。

簡単にまとめると「危ない出品か or 大丈夫か」を、大まかに仕分けするようなイメージです。

これを実践したところで100%引っかからなくなるわけではありませんが、少なくとも取り返しがつかない事態にはならないと思います。

出品商品で見るところ

出品商品で見るところ

自分が欲しいと思った商品の出品画面で、いくつかチェックする部分を紹介します。

オークションサイトで購入しようと考えている方は参考にしてみて下さい。

特に高額商品を狙っている方は、念のため確認してみると良いです。

商品ジャンルを確認する

まず商品がどのジャンルに当てはまるのかを判断します。

購入しようと思っている商品が、

  • おもちゃ | ゲーム
  • ホビー | カルチャー
  • 食品 | 飲料

といった、低額で購入できるものであれば「詐欺にあう確率は低い」です。

商品その物の価値がそれほど高くないと、詐欺出品をする側のリスクの方が高くなるため、詐欺にあう確率は下がります。

実際に僕が務めているときも、少額での詐欺出品は少なかったと記憶しています。

個人出品のTCG商品の場合は注意が必要

ただカードゲームの「レアカード出品」の様な、コレクター要素も含んでいる商品は経験上、手を出さないことをおすすめします。

その場合は実在ショップがアカウントを作成して在庫処分を行っていることが多いので、知っているショップから購入するのが良いです。

商品ジャンルで詐欺にあう確率は変わるので、まずは確認しましょう。

商品の相場と大きくかけ離れてないか

商品の相場と大きくかけ離れてないか

「相場と大きくかけ離れているか」どうかもチェックするべきところ。

例えば「ロレックス エクスプローラーⅡ」は国内の新品価格で約87万円ですが、中古では「64~75万円」という相場で取引されていることが多いです。

ここを大きく外した出品は、何かしらのトラブルが発生する可能性が多かったです。

例えば「新品未使用:即決55万円」の出品があるのだとしたら、すぐに即決購入するのは控えたほうが良いです。

勿論、値段だけで判断できるものではないのですが、「相場からどの程度高い or 安い」は、大事な判断基準になります。

画像に統一感があるかどうか

僕がオークションの精査に関わっていた時は、出品画像に統一感があるかどうかまで見ていました。

自分が出品者の立場だとしたら、わざわざ一枚ずつ別々の場所で撮影したりするのは面倒です。

なるべく一気に写真を撮った方が工数が減るので、必然的に「同じ場所・同じようなアングル・同じような光の当たり具合」の写真が撮れます。

画像に統一感が無い出品は「商品が手元にない」可能性もあるので、ここもきちんと見ておきましょう。

ただし、過去の取引履歴を見て、統一感が無い画像を使用しトラブル無く完了している取引が幾つかあるなら、比較的安全な筈です。

ユーザー評価で見るところ

ユーザー評価で見るところ

出品物のチェックが終わったら、今度はユーザー評価も見ておきましょう。

ユーザー評価で見るところもまとめてみたので、参考にして見て下さい。

悪評が付いているかどうか

過去に悪評が付いているなら、その取引の中を見てどんなコメントが付いているのかも確認すると良いです。

きちんと付いたコメントに対して返信しているのなら、少なくとも「双方の主張の食い違いによる、取引上のトラブル」なので詐欺ではありません。

見るべきポイントは、「トラブルに対して返信せず放置」「被害に遭ったと思われるコメントが複数ある」のかどうかです。

少なくとも、こういった出品者は売れた後に雑な対応をしてくることが多いので、気持ちのいい取引をしたいならこういった出品者から購入するのは避けましょう。

悪評がどれぐらいの割合で存在するか

また、上記で説明した部分に加えてみておきたいのが、「悪評の割合」です。

悪評の割合がどれだけ過去取引にあるのかを見れば、安全な出品・危険な出品の判断がしやすくなります。

具体的には、過去に1000回の取引があり、そのうち3件の取引に悪評が付いていて、「違ったものが届いた」という内容の悪評がある出品者は、比較的安全。

反対に、過去に20回しか取引が無いのに、2件の悪評が付いていて「返事が無い」「商品が届かない」という内容の悪評があるなら、手を出さない方が賢明です。

取引実績を偽装していないか確認する

取引実績を偽装していないか確認する

どれだけ取引実績があるのかは大切ですが、「取引実績を偽装している」可能性もあります。

過去に多数の取引実績があっても、『出品者を評価しているユーザー』の”過去取引”が見られず、且つ『短期間で大量に付いている』なら、取引実績を偽装している可能性があります。

「取引実績が多数ある出品者から購入したほうが安心できる」という心理を逆手に取った手法で、一時期大量に湧いたことがありました。

が、最近では余り見られなくなった手法でもあるので、念のため「評価しているユーザー」の事も何人か探ってみると良いです。

補足すると、偽装評価アカウントは「初期アカウント名のままで、適当な文字の羅列が多い」という特徴があります。

きちんと作り込んでくる悪質性が高いアカウントも存在しますが、かなり稀で、こちらは見抜くのが難しいです。

ユーザーの過去の取引傾向に沿っているかどうか

ユーザーの過去の取引傾向も念のためチェックしておきましょう。

少額でホビー系の商品ばかり出品していた人が、いきなりゴローズ・アクセサリーの様な高額商品に切り替わったのだとしたら、金策に走っている可能性も。

ただ本当にその出品者が商材を切り替えただけの可能性もあるので、「商材を切り替えてからどれ位取引歴があるのか?」も確認し、裏取りしていきましょう。

この場合は、商品が切り替わっても「10回以上取引があり、且つ偽装評価が無い」のであれば、トラブルになる可能性は低いです。

万が一、騙されてしまった時は

万が一、騙されてしまった時は

万が一、騙されてしまった際は、すぐに運営のサポートセンターまで連絡してください。

その取り引きが悪質であるなら、会社側はその取引に対する補償を適応してくれる事も。

全額保証されるケースもあるので、とにかく被害に遭ったと確信したら、「思いだせる限り細かく」当時の状況をサポートセンターまで伝えましょう。

結果が出るまでは1~2日程度かかる

因みに、その被害が悪質かどうかを判断するために専門の業者を通して調査するため、大体「1~2日程度」は時間が掛ります。

電話でも良いですが、文字にした方が自身でも状況の整理が出来るので、文章でサポートに連絡すると良いです。

なるべく細かい状況説明をすることで、その後の警察調査時の対応もスムーズになるので、気が気でないのは分かりますが、まずは冷静になることを心がけましょう。

あとがき

ネットオークション あとがき

僕の過去の職務経験から、オークション利用時に詐欺出品を事前に見抜く方法を掲載してみました。

流石に基準が変わっているところがあると思いますが、大きく外すことも無いはずです。

ぜひ利用する前に、上記の基準でセルフチェックしてみてくださいね!