都会暮らしを10年経験した僕が、メリットとデメリットを考えてみた

一人暮らしをしたいという願望を持つ方は意外と多いのでは?
ですが、一人暮らしで調べると、何かと苦労するエピソードをよく聞きます。
これから一人暮らしを始めようと考えている方に、10年以上都会暮らしをしてきた経験を交え、メリットデメリットをお伝えします。
10年以上、都会に身を置いて分かった事
都会で暮らすと都会の良さが分かりますし、逆に田舎にしかない良さも分かってきます。
そして給料や治安、住みやすさなど、どれも田舎とは異なるものです。
これから一人暮らしをしたいと思っている方は、判断基準の一つとしてみてください。
結論から話すと、一度は経験した方がいい

結論から話すと、一度は一人暮らしをした方がいいと思っています。
一人暮らしでは、家族と同居している時とでは得られる経験値が違ってきます。
長期的な視点で見ると、経験豊富な人材の方が重宝される場合もあるので、
とりあえず資金的な余裕があれば、一度は一人暮らしを経験してみるのもいいと個人的に思っています。
経験が人を成長させる
僕は、とにかく色んな経験を若いうちから積んでおくことで、内面的に強くなれると信じています。
自己啓発書を読めば読むほど、成功者は精神的に強いという共通点も発見しました。
勿論、経験を活かせるかどうかは自分次第ですが、少なくとも精神的に強くなれる環境は揃っていると思われます。
都会暮らしのメリット

前置きが長くなりましたが、都会暮らしのメリットを考えてみました。
一般的に言われている部分と、僕が経験したことを合わせてみました。
自分の城が持てる
都会暮らし最大のメリットは、自分の城が持てる事かもしれません。
自身の名義で契約したのであれば、お金を払い続けている限りは好きなように出来ます。
「秘密基地」を持つような感覚になるので、男性の中には都会暮らしに憧れている方も多いかもしれませんね。
自分でお金を払っているのであれば、夜中にどこに行っても、何日も帰ってこなくても問題はありません。
プライベートが守られている
プライベートが守られているのもいいところです。
自宅にいる間は、自ら発信しなければプライベートは守られていますし、一時的に外界を遮断する事も出来ます。
犯罪でもない限りは、基本的に何をしてもお咎めなし…という点も魅力的ですね。
単純に楽しい

理屈無しで、都会暮らしは色々な面が楽しいのも事実です。
騒ぎ過ぎなければ、休日に自宅で宅飲みをしても良いし、休日は裸で寝転んでても大丈夫。
実家住まいの時にはできなかったことが、都会暮らしでは全て出来るようになります。
ハメを外してしまう方が多いのは、きっと単純に楽しいからなんでしょうね。
気軽に友人を呼べる
場合によっては一人で住んでいるわけなので、家族に気を使う必要はありません。
隣人の迷惑にならなければ、深夜に友人を部屋に招いても問題はありません。
僕も一人暮らしをしているときは、休日に自宅に友人を招いてひたすらゲームや麻雀をしていました。
身内に許可を取らずに友人を呼べる…というのも、気楽なお一人様ライフの醍醐味でもあります。
都会暮らしのデメリット

今度は逆に都会暮らしをする際のデメリットを考えてみました。
こちらはどちらかというと、僕の経験談からくる部分が多いかもしれません。
とりあえずは参考程度にどうぞ。
何かと自分でやる必要がある
自由な反面、自分の事は自分で何とかする必要があります。
代表的な例を挙げると、掃除・洗濯・炊事などは、基本的に自分でやる必要が出てきます。
特に掃除等と違って、炊事は毎回自身でやる必要があるため、面倒くさがりな人は結構つらいかもしれません。
固定費・生活費が発生する
当然ですが、家賃や光熱費などの固定費に加え、食費や雑費、交際費などが掛ります。
公的な調べでは、都内の一人暮らしの平均家賃は7万円とあるようですが、それに加えて光熱費が掛るため、多い方で毎月10万円程度のランニングコストになります。
特に食費や交際費はかさみやすいため、気をつけなければ、すぐに金欠になってしまう事も珍しくありません。
奨学金などで手持ちに余裕がある大学生も、仕送りに加えて、月に何度かアルバイトをしなければきついかもしれません。
人によっては鬱になる

一人で暮らしている場合、自由に友人などを招くことも出来ますが、生活の大半は一人でいることが殆どです。
その為、孤独やストレスと戦う事が多くなりますが、上手い解消法を見つけなければ、人によっては下向きな気分になることも多いです。
僕も過去に一度ホームシックに掛っていますが、その際は友人から助けられました。
ある意味、紹介するデメリットの中では一番ヘビーなので、助けてくれる友人や、気分転換の趣味を持つことが大切です。
大家や隣人がクソな場合もある
そのアパートの大家や、隣の部屋に住んでいる住人が要因で不快な思いをすることも多いようです。
自分要因でないので対処は難しいのですが、対処法があるとすれば、引っ越し・時間経過のみです。
隣人が原因で不快な思いをすることが多ければ、大家を通り越して警察に対応してもらいましょう。
完璧な状態がそろう事は、まず無い

上記でメリット・デメリットを挙げましたが、完璧な環境がそろう事は、まず無いと考えておきましょう。
理想の部屋が見つかったとしても、住み始めてから「騒音や臭い」等、気が付くことも沢山あります。
安い物件にはそれなりの理由があり、また家賃が高ければ良いという訳でもありません。
ある程度割り切って、妥協点を見つけることが出来れば、精神的にだいぶ楽になれると思います。
辛くなったら逃げ出しても良い
嫌になったり耐えられなくなったりした場合は、逃げ出してもいいということを覚えておきましょう。
辛いことを我慢する必要は本来なく、取り返しのつかなくなる事態になる前に、リタイアするのもアリです。
僕の場合は、辛い時期に親身になって相談してくれる友人を持ったことで乗り越えることが出来ました。
本当の人脈とは、辛い時期を分かち合える人との、繋がりの事を指します。
都会で生活をする前に、万が一の時の逃げ道や、本当に頼れる親友を作っておくと良いですね。
あとがき

都会暮らしのメリットとデメリットを、経験を交えて記載してみました。
最後は多少デメリット寄りになりましたが、総合的に振り返ると「メリットの方が多かった」という印象です。
自立した生活をしてみたいと考えている方は、是非、自分事として考えてみてくださいね。