ルームシェア用・物件探しのコツと見るべきポイント

- ルームシェア向けの物件ってどう探せばいいの?
- 物件を内見する時に見るところ教えて!
↑上記の疑問を解消します。
ルームシェアを約7年経験した僕が、ルームシェア向け物件の探し方と見るポイントを考えてみました。
この記事を読めば、ルームシェア向け物件の探し方や、内見時にどういう部分を見れば良いか等が分かるようになります。
これからルームシェアを考えている方は参考にしてみてください。
事前にルームシェア物件を絞り込んで探すコツ

現在はネット上である程度絞り込んでから内見に行くのが主流です。
その為、下記ではルームシェア向きの物件を事前に絞り込む為の方法を紹介しています。
不動産アプリをいくつかインストールしておく
現在の主流は、不動産アプリや不動産サイトを活用して物件を絞り込むのが一般的です。
わざわざ店舗に足を運ばずとも、事前に条件のいい物件を探すことが出来るので、部屋探しの手間を短縮できます。
複数のサイトやアプリを利用することで、より条件のいい物件に巡り合える可能性も高まるので、複数利用をするのがオススメ。
アプリで数ある物件を絞り込み、気に入った物件があればまとめて内見申し込みをしていきましょう。
「二人入居可・ルームシェア可」にチェックを入れる

ではどうやって物件を探せばいいのかというと、「二人入居可」「ルームシェア可」にチェックを入れて探すと良いです。
始めから複数人向けに貸し出している物件のみを絞ることが出来るので、後々のトラブルが少なくなります。
どのアプリも詳細設定から選択できる様になっているので、まずはチェックを入れて検索してみましょう。
検討している主要駅から前後2駅を目処に
目安にしている主要駅から”前後2駅”の中から物件を探すと、似たような環境の物件に当たり易くなります。
利便性を考え、複数路線が通っている駅を選ぶ方も多いと思いますが、二駅程度なら周辺環境はそれほど大差ありません。
地方に行けば行くほど駅間の距離は遠くなりますが、都会で物件を探すなら前後2駅は範囲を広げて探してみましょう。
駅から徒歩15分圏内で探す

条件を下げて調べることで、意外なほどにすんなり見つかる事も多いです。
その為、駅から徒歩15分のエリアまで広げると物件が見つかり易かったです。
物件が見つからないのは、条件を絞りすぎているという事が多いので、初期費用を下げる意味でもある程度妥協して探してみると良いです。
入居する時期を変更してみる
特に格安で入居したい場合は、思い切って時期をずらしてみるのも良いです。
4月までは入居シーズンですが以降は閑散期となり、決まらなかった部屋が格安で掲載されている事もあります。
多少入居条件が高くても、時期を理由に妥協してくれることもあるので、交渉もしやすいです。
それほど急いで物件を探していない…という場合は、5~7月といった閑散期に狙いを定めると入居しやすいです。
内見に行ったら最低限、チェックしておくべきポイント

下記では、実際に内見に行った際にチェックしておくべきところをまとめてみました。
日当たりが十分かどうか
日当たりが良いかどうかは必ずチェックしておきたいポイントです。
日当たりが悪いと、衣類を干しても中々乾かなかったり、部屋全体が暗くなりがち。。
窓やベランダから日差しがどの位差し込むや、どちらの方角に窓があるかも確認しておきましょう。
間取りに余裕があるかどうか

内見に行った際は部屋の中に一切家具が無い状態ですが、家具を入れたらどれ位余裕あるのかも想像してみましょう。
メジャーなどで、事前に持ち込む予定の家具や電化製品のサイズを測っておくと、内見時にイメージしやすいと思います。
個人的な経験から、「シェア人数+1部屋」あると生活スペースを圧迫しないのでおすすめです。
蛇口やシャワーの水圧は十分か
意外と忘れがちですが、蛇口やシャワーの水圧チェックも出来ればしておきましょう。
入居した後に水圧が安定しなかったり、温度調整がしにくいタイプだった…という事も珍しくありません。
毎日使う部分なので、内見時にきちんと確認しておきましょう。
住民のトラブルはないか

念のため、入居前に近隣住民のトラブルが無かったかを聞いておくといいです。
内見担当者に近隣住民のトラブルなどを聞くと、情報共有されている部分は教えてくれるはず。
流石に全てを把握することは出来ませんが、少なくとも前住居者と大家の間でトラブルが有ったという様な事は教えてくれます。
入居した後に一番ハードな問題なので、入居前に必ず聞いておくと良いです。
近くに大型のスーパーがあるか
近くに大型スーパーやドラッグストアがあるかどうかも、内見時にGoogleマップなどで確認してみるといいです。
物件自体が良かったとしても、近くに大型スーパーやドラッグストアが無いと不便に思う所も出てきます。
特にルームシェアで節約を考えている方がいるなら、マストな要素になってくるので忘れずに確認してください。
ルームシェアで節約を考えている人は、4年で253万節約した記事を参考にしてみるといいかもしれません。
物件が傾いてないかどうか
物件が傾いているかどうかも、念のため確認すると良いです。
最初は気にならなかったとしても、生活を続けていくと、いつの間にか体調不良になる事もあるので注意が必要。
築年数が経過している物件に見られることが多く、立ち入った際に少しでも違和感を感じたら疑ってみましょう。
昔は球状のものを転がすという方法も有りましたが、現在はアプリで測定出来るので、事前にダウンロードしておきましょう。
ルームシェア用に出している物件は少ない

前提としてルームシェア用の物件数は、単身者用の物件に比べて多くはありません。
部屋を貸す側としても、何らかのトラブルを起こしてほしくないと考えていることが多いからです。
その為、ルームシェア可能と明記している物件ではない限り、入居時にリスクを懸念して断られてしまう可能性も。
ルームシェアの人気は年々高まっていますが、決して物件数が豊富…という事では無い事を覚えておきましょう。
未公開物件も含めて探してみよう

ただその場合は、未公開物件も掲載しているサイトやアプリも利用してみると良いです。
未公開物件とは、大家や物件の管理会社の諸事情で、大手サイトに掲載許可されていない物件の事を指します。
とは言え、掲載許可が下りていないだけで契約自体は出来るため、条件のいい物件が見つかる事も多いです。
非公開物件を探すときは不動産に直接聞いたり、非公開物件も掲載している【イエプラ】を利用するという、二つの方法があります。

登録しておけば、随時非公開物件を含めた最新情報を流してくれるので、とりあえず登録しておくと良いです。
一戸建て物件の情報も流れてくる

また稀にですが、”一戸建ての非公開物件”と思われる情報も流れてくることもあります。
詳細項目から一戸建てにもチェックを入れておくと、タイミング次第で空きが出ることも。
去年プチブレイクした芸人の「ガーリィレコードのフェニックスさん」は、一戸建て賃貸でルームシェアしている事を動画内で公言しています。
この動画を見ると、一戸建てルームシェアのイメージが掴みやすいと思います。
他の動画では壁に穴などをあけている所が見られましたが、数年後に取り壊しが決まっているとのこと。
一軒家でも賃貸なら壁に穴などはあけてはいけませんが、一戸建て物件は珍しいので、住む候補として考えても面白いかもしれませんね。
あとがき
今回はルームシェア向けの物件を探すコツと、内見時に見るべきポイントをまとめてみました。
内見時に見るところは沢山ありますが、事前に確認しておく事で入居後の不満を無くすことが出来ます。
ルームシェア向けの物件を探している、または探そうと思っている人は、ぜひ参考にしてみて下さいね。