Zoomでオンライン飲み会をしてみた

いま多方面で話題になっているオンライン飲み会を、国を越えて試してみました。
コロナの影響で外出自粛の流れが強まり早1カ月経過しましたが、そろそろ外出したくなっている方も多いと聞きます。
そんな時は少しでもストレスが和らぐように、気の知れた人とオンライン飲み会をしてみては?
今回は、Zoomアプリを使って飲み会を試したレビューになります。
日本⇔オーストラリアで開催
今回は日本⇔オーストラリアでの開催となります。
コロナの影響でオーストラリアから帰国が出来ないとの事だったので、現状報告も兼ねてZoom飲みを試しました。
後日感想を聞くと、通信環境に差があるとは言え、オーストラリアのメルボルンからでも「オンライン飲みは全く問題なかった」と話していました。
それほど回線速度が早くなくても、一応大丈夫という事になりそうです。
想像していたよりずっと楽しかった

では結論を話しましょう。
感想としては「想像していたよりずっと楽しかった」です。
開催する前こそ「ゲーマーが3人集まるんだから、ゲームしながら通話したほうが有意義」と思っていたものの、いざ始めてみると”これはこれでアリかも”と思えました。
オーストラリアの現状と、今後どうするつもりなの?という部分をメインに雑談しましたが、オーストラリアは政府が積極的に支援してくれているらしいので、失った仕事も何とかなりそうだとの事。
とりあえず一安心したところで、三人とも”居酒屋に行けなくても十分楽しめるねコレ”という結論に至りました。
国が違っていてもこうやって飲むことが出来るので、改めて凄い時代になったなと感じます。
Zoom飲みの手順はこちら

Zoom飲みをするにあたり、簡単な手順をまとめてみました。
下記のような手順でZoomアプリを導入してみましょう。
- Zoomをインストールする
- Zoomアカウントを作成、もしくは別アカウントと接続する
- 新規ミーティングを立ち上げ、メンバーを招待する
1.Zoomをインストールする
まずはZoomをインストールしましょう。
PC版は公式ページから.exeファイルをダウンロードして起動します。
モバイル版なら各appストアからアプリをインストールしてきましょう。
因みに現在、PC版にはZoomの偽クライアントページがあるという事なので、必ず正規のダウンロードページからファイルをダウンロードするようにしましょう。
2.Zoomアカウントを作成、もしくは別アカウントと接続する
Zoomアカウントを作成するか、もしくはGoogleアカウント等でサインアップしましょう。
既にZoomアカウントを持っている場合は、登録したメールアドレスとパスワードでサインインすればOKです。
ここまでは特に難しくなく事を進めることが出来ると思います。
3.新規ミーティングを立ち上げ、メンバーを招待する
Zoom飲みをする際は、「新規ミーティング」を選択します。
メンバーを招待する場合、画面下部の「参加者の管理」から招待を選択します。


メンバーが身内だけの場合、わざわざメール形式で招待する必要はありません。
「URLのコピー」を選択すると、ミーティングに直接参加できるリンクがクリップボードにコピーされるので、これを参加者に渡すと良いです。


参加側が既にZoomをインストールしているのであれば、渡されたURLを踏むと自動的にZoomが立ち上がります。
参加側がミーティングに参加しようとすると、参加の承認をホストに求められるので、ホストはこれを承認してあげましょう。
これでZoom飲みの準備が整いました。
初期設定は少しだけ変更する必要あり
マイク付きのイヤホンを接続したのに、マイクが反応しない!
という場合は、設定からマイクのミュートを外してあげる必要があります。

初期設定ではマイクがミュートになっている筈なので、設定メニューからマイクミュートのチェックを外してあげよう。
また、PC版ではマイクの切り替えも簡単にできるので、複数の入力デバイスがある場合でもワンクリックで切り替えることが出来るのは便利です。
Webカメラが無い場合の代用ならこれ
PCで参加する際、PCにwebカメラが付いていないモデルを使っている場合は、スマホのカメラをwebカメラとして代用する方法もあります。
友人曰く、「普通のWebカメラを使うよりずっと綺麗」との事なので、手持ちにWebカメラが無い場合は活用してみては。
NDI HX Cameraの使い方
ツールの詳しい使い方はこちらを参考にしてみてください。
iPhoneとWindowsを組み合わせている場合、iPhoneアプリを起動してNDIボタンをタップするだけでブロードキャストが始まるので、NDIアプリによるセットアップは非常に簡単です。
NDI Tools for WindowsをインストールしてからNDI Virtual Inputを起動し、通知領域のアイコンを右クリックします。するとiPhoneのフィードがオプションとして表示されるので、それ以上の設定は必要ありません。
あとはZoomやSkypeなど、ビデオチャットに使用するソフトウェアを起動し、新しいNDIカメラをウェブカメラとして選択するだけです。
https://www.lifehacker.jp/2020/04/turning_smartphone_into_a_webcam_gizmodo.html
相性があるようで【iPhone×WindowsPC】の組み合わせが一番動作が安定している様です。
ただし、少しでも面倒くさいと思った場合は、素直にWebカメラを購入するのが良さそうです。
バッテリーは結構消費するので注意
因みに普通に使ってるだけでも、がりがり電池残量が削れて行くので注意しましょう。
場合によっては熱暴走する可能性もあるので、熱対策はしっかりと。
個人的には30分に5分程度休ませてあげると、良い具合に本体熱が低下しました。
使っていなかった初代iPhone SEなので壊れても問題ありませんが、出来るなら大事に使いたいです…(笑)
究極の「ながら飲み」

ちなみに僕はスマホ版アプリではなく、PC版Zoomで参加しました。
PC版にしたのは、飲んでいる間に他の作業もしたかったから。
スマホ版だと、Zoomがアクティブになっているとカメラが塞がり、写真とか取れなくなるのは不便だと思ったからです。
LINEで返信しつつ、Spotify(スポティファイ)で音楽再生しながら、編集作業&ながら飲み
とかだと、やっぱりPCの方に軍配が上がりますよね。
同時に物事を済ませて、空いた時間を自分の為に使いたいと感じている方なら、PC版クライアントで立ちあげると良いです。
画面共有が便利
こういったミーティングアプリで飲み会を開く最大のメリットは、画面共有が出来ることかも。
口で説明するのが難しいなら、画面共有を使うと大体解決するのが良い所。
PCやwebに詳しい人が一人いるなら、口で説明するより相手と画面共有をし、アドバイスを貰う事も出来ます。
鬱になる前にオンライン飲みで気分転換を!

因みに相手の顔を見ながら飲むという行為が久しぶりに出来て良かったと思います。
当たり前の様ですが、話を聞いてもらえる相手が居るだけで、結構な安心感を感じました。
外出自粛要請を受けて暫く経つので、そろそろ日常の小さいストレスが溜まっている頃かもしれません。
色々溜め込みやすい方は、定期的にZoomなどを活用してオンライン飲みを楽しんでみてはいかがですか?