PS4に手持ちのbluetoothイヤホンを繋いで「コード類から解放されたい!」と思ったことはありませんか?
友人と会話をしながらゲームを楽しむことが出来て、煩わしさから解放されるならワイヤレス化したいですよね。
ですが、PS4に Bluetoothイヤホンをペアリングしても、音は流れません。
PS4にbluetoothイヤホンを繋いで音を出すには、 PS4とbluetoothイヤホンとの間に経由ポイントを作る必要があります。
そこで今回は、PS5やPS4にBluetooth接続し、イヤホンから音を出す方法を解説します。
PS5やPS4はbluetooth接続に対応しているので対応キーボードやスピーカーを繋ぐことが出来る
先述しましたが、 PS4は Bluetooth機能が備わっているので、 Bluetooth対応機器をPS4 に接続することが出来ます。
なので、Bluetooth 対応のキーボードやスピーカー等を繋ぐことが可能です。
公式サイトや Amazon などではプレイステーション4対応のキーボードやイヤホンなどがたくさん販売されていますよね。
もちろん Bluetooth に対応している全ての製品を PS4に繋げる…というわけではありませんが、販売サイトで動作確認が取れている製品なら、Bluetooth 経由で接続することはできます。
ただしPS4はbluetoothイヤホンなどへの音声出力には対応していない
しかし意外なことに、 PS4に Bluetooth 対応のスピーカーを接続しても音が流れません。
何故かと言うと、 PS4は 「Bluetooth 経由での音声出力に対応していないから」です。
一つ前と正反対な事を言っている様に思えますが、要約するとこういう事です。
PS4自体はBluetoothに対応しているので、Bluetooth機器は接続できる。
でもBluetooth経由で音は出せないから、Bluetoothスピーカーは繋げられるけど音は出ないよ
という事です。
例えば、Amazon で売られている Bluetooth スピーカーを PS4に繋ぐことができても、音は流れません。
イヤホンやヘッドホンでも同様です。
一部例外で、ソニー公式サイトで販売されている純正のワイヤレスヘッドホンならば、購入した日からすぐに使うことはできます。
ですが、わざわざワイヤレス化のために純正のワイヤレスヘッドホンを購入するのは、なんだかもったいない気がしますよね。
これを解決するには、音声を発信する為の「トランスミッター」という製品を間に噛ませる必要があります。
PS5やPS4にbluetoothイヤホンを繋ぐにはトランスミッターが必要
現在ある程度の需要があるのか、各メーカーから様々なトランスミッターが出ているようです。
意外とスタンドアロンの問題かと思いきや、Switchなどでも同様の悩みがある方も多い様で、併用して使っている方も多いとの事。
ただ、何よりワイヤレス化したいという願望をかなえたい方が多いようですね。
トランスミッターは「送信機」と「受信機」に注意を!
一つ注意しておきたいのが、トランスミッターには「送信機」と「受信機」の二つのタイプがあるという点です。
PS4に Bluetooth レシーバーを繋いだとしても、音は流れません。
Bluetooth レシーバーとはその名の通り、 Bluetooth 非対応のスピーカーに音を飛ばしてあげるための装置です。
車に携帯の音楽を流せる「FM トランスミッター」というものが有りますが、俗にあれらを Bluetooth レシーバーと言います。
興味があれば自分で調べる方もいますが、 あまり広く知られた知識ではないので間違えてしまいがちです。
上記以外の製品を自分で決めて購入する際は、送信機と受信機、二つの違いに注意するようにしましょう。
音質や音ズレだけは譲れない!と言う方は
またゲーム内の音声をイヤホンに流す場合は、コーデックにも注意して選ぶようにしましょう。
コーデックとは「圧縮方式」の事で、この圧縮方式の違いにより「音質」「遅延」等に影響が出てきます。
例えば最も一般的なコーデック「SBC」は、ほとんど全ての Bluetooth オーディオで採用されている圧縮方式ですが、このコーデックが採用されたトランスミッターでゲームをすると、「はっきりと分かる遅延と音質低下」を感じるでしょう。
反対に「aptX」や「aptX LL(Low Latency)」のコーデックが採用されているトランスミッターを使ってゲームをすると、「遅延を感じさせないCD以上の高音質」でゲームを遊ぶことができます。
もちろんコーデックが上位になるにつれ値段も上がってきますが、没入感や音ズレなどを気にしたくないのであれば、上記の記載が確認できる製品を購入するようにした方が良いです。
PS5やPS4とBluetoothイヤホンを繋ぐ!おすすめトランスミッター【8選】
現在、PS4用のトランスミッターは各社メーカーから様々な製品が発売されています。
PS4でBluetoothイヤホンを使いたいという方は多いですが、トランスミッターを導入すれば簡単にワイヤレス化する事が出来ますね。
値段もそれほど高くないものばかりなので、お手持ちのBluetoothイヤホンを使ってゲームをしたい!という方は、下記のトランスミッターの導入を検討してみると良いでしょう。
CREATIVE:BT-W2
CREATIVEというメーカーからは、『CREATIVE:BT-W2』というトランスミッターが発売されています。
このトランスミッターはワイヤレスヘッドセットに対応しているため、Bluetoothイヤホンにマイクが付いているものは、そのままヘッドセットとして使用可能。
また、遅延と音質の劣化が極端に少ない『aptX LL』に対応しているイヤホンなら、ほぼ無遅延で音が流れるので、FPS やレーシングゲームなどにも使えそうです。
イヤホンやヘッドホンなどを有線から無線に変更すると、コードの煩わしさから解放されて、いつもよりプレイが快適になるかもしれませんね。
上のヘッドホンは実はBluetoothではない独自規格なので遅延がほぼないんです…
— おもちごめ (@taiyakiswitch) May 26, 2021
ゼンハイザーがaptX Low Latencyに対応してれば、CreativeのBT-W2って送信機使うとかなり遅延少なめでいけます。昔同じ送信機でやってて、ほんの少し遅延感じるかな…くらいでした。可もなく不可もなく!
Creative BT-W3
CREATIVE:BT-W2の後継機にあたるモデルです。
Creative BT-W2に備わっている機能はそのままに、自動接続機能やスイッチやPCでも使えるようにオーディオステレオプラグタイプの送信機を備えています。
本製品は使いたい端末に差し替えるだけで簡単に切り替えられる他、ほぼ遅延も見られず音質もそれなりに良いとの事で、かなりの高評価をもらっている様子。
超高音質とまではいかないかもしれませんが、遅延がほぼ無くBT-W2と値段がほぼ変わらないのは嬉しいですね。
Creative BT-W3を購入して接続テスト。やっぱりaptX接続だと遅延が気になるし音質も物足りない。aptx LLのイヤホンかヘッドホンが欲しくなるなぁ~。だったら最初からワイヤレスのヘッドセットでもよかったのか?などと自問自答している。
— 結城茂 (@rakuenrouya) May 15, 2021
REIYIN WT-04
こちらもPS4対応のトランスミッターとしてはそれなりに評価が高い製品。
低遅延をウリにしていて、且つ取り回しも簡単なので、コスパを求める人に良く買われている様です。
ただし、REIYINという会社は僕も知らなかったので、ネームバリューで安心したい方は知っている会社の製品を買うと良いと思います。
Blutoothアダプタ、BOSEのヘッドフォンの時は「REIYIN WT-04」使ってたけど、ゼンハイザーと接続したら相性悪いのかプツプツすることが多かったので「Creative BT-W2」に買い替え。
— とみー@Garuda鯖 (@ayuTOMMY) May 7, 2020
1Mii オーディオ bluetooth usb
1Miiというメーカーが発売しているトランスミッターになります。
この会社も聞いたことはなかったのですが、レビューを見ると評価がかなり高いです。
動作確認が取れているレビューが多い事から、こちらを購入するのも良いかもしれませんね。
見た目はBT-W2やBT-W3とそっくりでスタイリッシュですよね。
今日これ届いてるはず!!
— うた (@NyInterest) September 15, 2020
これでPS4にairpods proを繋げれるというライフハックができるでい✌️
1Mii オーディオ Bluetooth USB トランスミッター 5.0 ブルートゥース アダプター ドライブのインストール不要 ... https://t.co/unJqHHO9a2 #Amazon
GuliKit Route Air Pro
Switchも持っているという方にはこっちの「Route Air Pro」もおすすめ。
低遅延は勿論、二つのワイヤレスイヤホンを同時に接続でき、マイクが付いているのでこれ単体でボイスチャットも出来るという点が優れています。
普段、PS4とSwitchを両方遊んでいて、且つ外でも楽しみたい…というのであれば、こちらの製品が良いかもしれません。
USBバスパワー方式なので、充電が必要ないのもうれしいですね。
フォロワーさんから誕プレでいただきました「Switchで無線イヤホンが使えるようになるgulikit route air pro」を試してます。とりあえず無線イヤホンは使えます。 pic.twitter.com/rpvxDF1if6
— KITE (@KITEis) January 27, 2021
1Mii PS4 bluetooth usb アダプタ トランスミッター 5.0
1Miiから発売されている商品です。
こちらは二台のオーディオヘッドセットを同時接続する事が出来るのが特徴。
パートナーがゲームで遊び、もう片方がながら見プレイするという際に役立ちます。
ゲームテック PS4コントローラ用Bluetoothトランスミッター
Switch対応ゲームコントローラーといったゲーム周辺機器を発売している企業の製品です。
こちらは本体ではなく、コントローラー側に接続するタイプとなっています。
シビアな判断を要求されるゲームでなければ十分な性能かつ、マイクも付属しているので便利ですね。
YaizK Ps4 Bluetooth トランスミッター
低遅延かつ送受信+ハンズフリー通話にも対応している優れものです。
USBタイプになっているので本体裏に挿しこんでおけばインストール不要で使えるのは嬉しいですね。
コスパにも優れているので、気軽に試したい方におすすめです。
FTFVaska Bluetoothオーディオアダプター トランスミッター レシーバー
PS4だけでなくSwitchやAirPodsにも対応している優れもの。
AptX LLに対応しているので低遅延で高音質を体感できます。
値段も安いので、メインで使っているトランスミッターが故障した時のサブ機として持っておくのも良いでしょう。
bluetoothイヤホンを使えばコードによる煩わしさが無くなる
今回はPS4からBluetoothで音声出力させる方法を記載してみました。
コーデックや Bluetoothトランスミッターの種類など、多少の専門知識が必要になる場面もありますが、基本的には販売サイトで購入する場合は「レビューが高く、自分と同じような環境で動作した」人のレビューを見て購入判断をしましょう。
ソニーから発売されている純正のヘッドフォン購入すればトランスミッターも購入する必要はありませんが、お手持ちのヘッドフォンやイヤホンを使いたい!という方も多いかもしれません。
そんな時は今回紹介したトランスミッターを導入して、コードの煩わしさから解放されてみてはいかがでしょうか?
コードが絡まなくなっただけで、ゲーム体験の質が全然違って感じられるので、ぜひ試してみて下さいね!