
いきなりですが、今使っている PC オーディオに満足していますか?
僕は7年ほど使用していた PC オーディオから gigaworks t40 に乗り換えて、約一年半ほど使用しています。
正直に話すと「どうしてもっと早く買い替えなかったんだろう?」という気持ちになったのを覚えています。
取り急ぎ結論を話すと、Gigaworks t40 に乗り換えれば、1万円しない値段で高音質なゲーム用スピーカーを手に入れる事が出来ます。
設定をいじれば、更なる高音質化を目指すことも可能。
- 1万円位でそこそこ良質なスピーカーが欲しい
- ゲームや映画、音楽再生など幅広く使いたい
- 迫力がありつつ音のバランスが取れてるモノが欲しい
アンダー1万円で高音質なPC用・ゲーム用スピーカーを探している方は必見です。
Creative Gigaworks T40は相当ポテンシャルが高い

とりあえず1年半使ってみた感想ですが、1万円以下で買えるスピーカーの中では相当ポテンシャルが高いと感じます。
必要な AUX などの機能は揃っていますし、低音域・高音域を個別にいじれるのも良い部分です。
標準で備わっているスリープ機能などは「またか…」と思う瞬間もありますが、正直全然目をつぶれる程度の不満でしかありません。
音に関しては若干設定をいじってあげる必要がありますが、そのまま使用しても問題ありません。
手元に PC があるなら、最新のドライバーに更新し「フルレンジ用のスピーカー設定」をしてあげると、更に音質向上が狙えるのでオススメです。
この辺りは下で詳しく解説していきたいと思いますので、興味がある方はそちらもどうぞ。
bass(低音)とtreble(高音)を調整できる

bass(低音)とtreble(高音)をそれぞれ調整できるので、流す音によって微妙な調整が出来るのが嬉しいです。
この辺りは5000円以下のスピーカーでも調整できますが、低音を上げると高音が潰れてしまうというスピーカーが多い中、T40は優秀。
さすがに低音と高音を同時にあげてしまうと音が潰れ気味になりますが、 常識の範囲内で使うのであれば問題ありません。
個人的にスピーカー経由でゲームをする際は低音が強くなりすぎる傾向があるので、低音域をそれほど上げない使い方をすることが多いです。
12畳ぐらいまでの部屋なら十分すぎるほど鳴るので、5万円以上の本格的なスピーカーをお買い求めというわけでないのであれば、こちらで十分でしょう。
因みにスムースボリュームなので、例えば一般的なボリュームメモリの1~2の間で調整するような、感覚的な音量の調整が出来たのは、高級オーディオの様で少しうれしかったです。
音質・音圧は個人的に満足

僕自身それほど耳が肥えているわけではありませんが、全体的な音の特徴としては
・低音が強い
・高音域も力強い
・音圧が高い
・空間への広がりを感じられる
という印象です。
音はどちらかと言うとドンシャリ傾向にありますが、元々はゲーム用のスピーカーとして作られているので、ゲームをしたり音楽を聴いたりという用途メインであれば、満足できるはずです。
低音が本体内部から上部に抜けていくので、空間全体に抜けの良い低音が広がります。
ちなみに間に USB-DAC といった「 オーディオ・コンバーター」を挟めば、さらなる音質や音圧の向上も狙えます。
一般のイヤホンでも、オーディオ・コンバーターを挟めば相当な音質向上になるのは有名なので、興味がある方は試してみても面白いですよ。
また、各ミュージックプレイヤーの「イコライザー設定」を調整すると、更に音質の向上が期待できます。
どんな音楽にもマッチする「perfect」と言う設定を紹介しているので、参考にしてみて下さい。
AUX端子が前面にあるので使い勝手が良い
ちなみに僕は部屋の構造上仕方ありませんが、PCやゲームからの音源を流す際は全面のAUX端子経由で出力させています。
これがあるおかげでスマホでゲームをしたいと思った時、手軽にスピーカーに出力することができるようになりました。
Bluetooth イヤホンも持っているのですが、できればゲームをする時はストレスフリーにしたいので、なるべくスピーカーから音を流す様にしています。
ちなみに T20は Bluetoothモデルなので、コードレスにしたいと思っている方は T20を購入するのが良いです。
僕に関してはPCから少し離れた場所に本体を配置しているので、AUX経由の方が何かと都合が良いからという理由です。
全体的に満足!だが気になる部分も

全体的に満足しているんですが使っているうちに「ここは少し改善してほしいな」と言う部分も出てくるようになりました。
もちろん、どれもほぼ気にならないものなのですが、神経質な方は気になるかもしれません。
商品レビューで指摘があった部分や、個人的に気になった部分を少しだけ紹介してみたいと思います。
ケーブルがやたらと長い
広い部屋だと丁度いいのかもしれませんが、狭い部屋だとケーブルが邪魔だと感じることが多いかも。
少なくとも4畳も無い僕の作業部屋においては、長すぎるケーブルが少し鬱陶しく感じられます。
ちなみにどれ位長いかというと、ノートPCの両端へ最大展開すると、片方ずつPCから2m位離れるほど。
ただそれなりに広い部屋なら、逆に長い方が配置の自由が利くのでアリかもしれません。
自動スリープに入るまで少し短い気がする

レビューで多くの方から指摘されていましたが、自動スリープに移行するまでの時間が少し短いような気もします。
ちなみに本商品の自動スリープ機能とは、音の入力がない状態でしばらく放置すると、本体が一旦スリープモードに入り、再度入力信号が確認できるまで低電力モードに移行するという機能です。
ノートパソコンなどによく見られる自動スリープ機能ですが、本商品にも搭載されていました。
恐らくですが、体感で5~7分ほど音楽やゲームの再生を止めていると、気が付くとスリープモードに入っているというような状態です。
僕は PC をつけっぱなしで買い物に出かけたりすることが多いので自動スリープモードは正直ありがたいと思っているのですが、
二階から一階にトイレ休憩に行った際にもスリープモードに移行してしまうので、移行までの時間がもう少し長ければ完璧だったなと感じます。
ちなみにレビュー内で見られる「数十秒ですぐスリープモードになる」というのは明らかに誇張であり、 本当にそうであれば明らかな初期不良品だと言えるので、すぐに交換手続きを取った方が良いです。
今回のまとめ
今回は『Gigaworks T40』を一年半使ってみたレビューや感想を書いてみました。
要点をまとめるとこんな具合です。
・ゲーム用、PC用としても満足の域
・必要機能は備わっていて音質アップも狙える
・ただし、気にならない程度で不満点もある
・1万円位で高品質なスピーカーを探してるならオススメ
点数を付けるとすると、100点満点中「85点以上」は出せる程の出来です。
ゲーム用 /PC 用スピーカーとしても満足の域に達していると言えます。
必要機能は備わっているため機能面で不満が出ることは少ない筈です。
またオーディオコンバーターなどを間に挟めば更なる音質アップも狙えそうです。
その代わり、ケーブルが長すぎたりスリープ機能に移行するまでの時間が短すぎるなどの、気にならない程度の不満も出てくるようになります。
しかし、1万円ぐらいでそれなりに高品質なスピーカーを探しているなら、Gigaworks T40はオススメ出来ます。
購入を検討している方は、ぜひこの機会に買っておくと良いですよ!