Anthemは現在どうなっているのか?
- いまAnthemやってる人ってどれぐらいいるの?
- そろそろ一年経つけど、現在の状況は?
- エラーは大分改善されたって聞いたんだけど…
発売前の期待度が高すぎた余り、発売後は一転してクソゲー評価を喰らってしまったアンセムと言うゲーム、覚えていますか?
発売前はアイアンマンの様なスーツをまとって自由にオープンワールドを飛び回れる、男心をこれでもか!と言うくらい刺激されるタイトルでした。
2020年2月22日でサービス開始一周年を迎えるAnthem。
ですが、攻略サイトなどの情報も2019年上旬で止まっているため、現状どうなっているのか分かりません。
もしかしたら興味を持っている人がいるかもしれないので、久しぶりにログインして現状を確かめてみることにしました。
アンセムPS4版の現在のアクティブユーザーは?
現在のアクティブユーザーを調べてみたものの、公表されていない様で、どれ位アクティブユーザーがいるのかは不明でした。
Steam上では上位のゲームしか公表されていませんでしたし、そもそもAnthem関連のニュースや記事が少ないです。。
同じく一周年を迎える「ディビジョン2」の足元にも及んでいない感があるのですが、とりあえず数字以上に現状が気になるところです。
どうなってるか確かめてきた
久しぶりにログインし、現在どんな状況なのかを確かめてみました。
アップデート総量は約23GB
久しぶりにログインしようと試すと、アップデートファイルのインストールを求められました。
因みにインストールをスキップする事も出来ましたが、アップデートしないとログインできない仕様に。
アップデート総量は約23GBだったので、試しにログインしようとしている人がいるなら、それなりに時間が掛かるかもしれません。
2月なのにクリスマス感が凄い

現在は「氷節の季節」真っ只中らしく、その影響もあってまだまだクリスマス感が強めになっていました。
「ANTHEM 1.6.2ゲームアップデートノート」にて、氷節イベントが2020年2月いっぱいまで延期されたので、少なくとも2月末まではこの状態との事。
因みに氷節後のイベント等はまだ告知されて居ない状態なので、今後どうなるのかは不明です。
マップ上にシンボルが増えてる?

マップ上に前回ログイン時までには無かったシンボルが増えていました。
氷節のイベント時だからなのかは分かりませんが、画像の様な掘削機のようなシンボルが登場していました。
一応記念にスクリーンショットを取りましたが、結局最後まで何だったのか分からなかったです。。
他のフリーランサーも意外と見かける

フリープレイをしていると、意外と他のフリーランサーが参入してくる事が多かったのが印象的でした。
マッチメイクはすんなり成立する事が多く、ストロングホールドの周回時もマッチングしなくて苦労することはほぼ無し。
過疎っているイメージが先行して斜に構えていましたが、意外と今でも遊んでいる方は一定数いると思われます。
ワールドイベントの発生率が増加
フリープレイでのワールドイベントの発生確率が、微妙に増加しているように感じました。
去年の最終ログイン時、フリープレイを周回していても、ワールドイベントの発生率はそれほど高くなかったと記憶しています。
この辺りに関して、バグ修正などで明記されている部分を見つけられませんでしたが、恐らくパッチで改善されているのかもしれません。
マップシンボルにファストトラベルが追加
前回プレイ時までは、遠征時の出撃ポイントのみ選択可能でしたが、シンボルマークにファストトラベルが追加されていました。
ファストトラベル拠点がいくつか追加されたことで、広大なマップをわざわざ移動しなくても良くなり、少しだけ便利になっていました。
ただし、ポイントが限られているので、何処のシンボルにもファストトラベル出来るようになったわけではない様です。
霊廟でアイテム獲得が可能に
「守護者のトークン」と手持ちのクラフト素材を霊廟内で献上することで、ウェポンやMODなどのアイテムが獲得できるようになっていました。
守護者のトークンは「デイリー&ウィークリーチャレンジ」で取得可能らしく、チャレンジを数多くこなせばゲームを有利に進めることが出来るとの事。
霊廟で獲得できるアイテムは下記のようになっているので、参考にしてみてください。
アルティニアの霊廟:レジェンダリー武器
https://www.ea.com/ja-jp/games/anthem/news/update-160
カリフの霊廟:レジェンダリーギア
イヴェニアの霊廟:レジェンダリーサポートギアおよび共通MOD
ガニスの霊廟: レジェンダリー格闘武器およびジャベリン専用MOD
松明の色がレアリティ―の色なので、獲得したトークンを無駄にしないように気をつけましょう。
遠征終了後にそのまま新しい任務を受注可能になっていた

フリープレイの遠征終了後、フォートタルシスや出撃ハンガーに行かなくても、新しい任務を受けられるようになっていました。
このおかげで、ただでさえ不安定なロード時間に必要以上に悩まされる事は少なくなったような気がします。。
その他にも遠征終了後のリザルト画面から工房に移動出来たり、タッチパッドボタンを押したときの選択肢が増えていました。
Anthemのバグは現在…?ロードは相変わらず不安定
因みにAnthemの発売当時からあったバグが現在どうなっていたか?というと、かなり改善されたものの、やはり致命的なバグの改善には至っていない様子。
ある程度遊んでみて改めて感じましたが、ロード時の不安定さは相変わらずでした。
修正パッチやアップデートが配布されたことにより、深刻なバグの発生率は少なくなっているようですが、完全に解消されている訳ではないみたいです。
僕の場合は「パイロットデータエラー」に何度も泣かされ、ゲームをまともに遊べる様になったのは深夜1時を過ぎたあたりから。
エラーの原因も良く分からない上に、霊廟などに入出する際も常にロード時の不安と戦わないといけない為、気が気ではありません。
自身のネット回線に依存するエラーなのかも
「パイロットデータエラー」に関しての個人的な見解ですが、恐らく”ネット回線の速度と品質”に強く依存するエラーなんだと推測します。
一番厄介だった「工房が機能しないエラー」は、ピークタイム後に改善が見られました。
ゲーム自体も結構重めなので、設定からモーションブラーを切ったり、Ping値が低い回線に切り替えると、それなりに楽しめるようになるかもしれません。
もちろん、無線でやるにはかなりハードな重さなので、きっちりと有線ケーブルを本体に挿して遊びましょう。
無線だとかなりの確率でタイトル画面から遷移しません。
ゲーム自体のポテンシャルは高い
とは言え、久しぶりに遊んでみた感想としては、やはりゲーム自体のポテンシャルは高いと感じました。
箱庭型のゲームで、マップを自由に飛び回って移動するのは気持ちが良いですし、且つSFの世界観を取り入れている部分も魅力的に映ります。
大きくつまずく事になった「バグの頻度」を改善し、ユーザーの要望に対してだんまりを決め込まなければ、もっと賑わって居たかもしれません。
元の素材が良いだけに、色々と勿体ないゲームですが、改善できるなら大化けするかもしれません。
しかしアンセム全体の評価は現在も低い
発売前こそ”約束された神ゲー”と軒並み評価は高かったものの、いざ発売となると評価は一変。
致命的なバグが初期段階で発見されたり、進行不能バグややり込み要素が少なかったりなど、世の評価は一気に”神ゲーからクソゲー”へ。
マルチ要素を含んだゲームが出だしでつまずくと、評価を挽回するのは至難の業。
ゲーム自体のポテンシャルは高いと感じる部分は多くあるものの、今も多くの方から”クソゲー扱い”されている様です。
そんなユーザーの声が届いたのか、開発元のバイオウェアはアンセムを一から作り直すと発言。
再開発!→ANTHEMプロジェクト完全終了
この状況を受けて、BioWareのケイシー・ハドソン氏は、ゲームの実質的な再開発を行うと公式サイトで発表。
コンテンツの拡張やアップデートによる更新よりも、根本部分を再開発する必要性があると話しています。
その為、当面はこのままの状態で運営されますが、今後のシーズンイベントなどは行われないともアナウンスがあったようです。
全体的な再開発期間は「今後数か月」に渡るようですが、いつまでに終了するか等の目処は立っていないのかもしれません。
これを受けてネット上では「ようやくか…」など、発表を待ち望んでいたような声も挙がり、とりあえずこれでひと段落付いたようにも見えました。
が、再開発を行っていく過程で最終的に「どうあがいても改善不可能な問題」があるとして、再開発を含めたANTHEMプロジェクトを終了させると発表。
これによって、完全版なるANTHEMの発売を期待していたユーザーの希望は潰えた形となってしまったのです。
再開発に多少なりとも期待していた方は残念ですが、この発表によって復活の線は完全に無くなってしまいました。
あとがき
久しぶりにログインし、現在Anthemがどうなっているのか?を確かめてきました。
もっと過疎っているのかと思いきや、意外とプレイヤーは多かった印象です。
現在もまだ遊べるようにはなっていると思いますが、最終アップデートから大分時間も経過していますし、イベントも更新されていないものと思われます。
とどめを刺すかのように、公式の方でも再開発を含めたANTHEMプロジェクトを完全に終了すると公言していますし、復活の線は完全に消えてしまった形に。。
ただ、このANTHEMをモチーフにした別名義のタイトルが出る可能性も、全くないとは言い切れません。
ゲーム性自体は面白かったので、似たようなゲームが発売されることを期待しましょう。