PS4を中古で購入しようと検討している方は、年々増えてきていると思います。
僕も以前はゲーム機を中古で買う事に抵抗がありましたが、友人から中古で買ったPS4に不調が見られないので、価値観が変化しました。
ただ、ソニー製品には”ソニータイマー”なるものがあると聞いた方も多いのでは?
そこで今回は、PS4本体を中古で買って、ソニータイマーが発動する確率はどれ位なのかを考えてみました。
これから中古での購入を考えている方は必見です。
ソニータイマーが発動する確率は”1%程度”
早速ですが、中古でPS4を購入してソニータイマーが発動する確率は「1%程度」とかなり低めです。
そもそもソニータイマー自体が都市伝説の為、単純に故障率で調べてみました。
PS3で0.2%、PS4で1%程度の故障率
PS3が発売した2006年ごろから、ソニー製品は一時期と比べるとかなり故障しにくくなりました。
PS3の故障率は「0.2%程度」と言われており、PS4の故障率も「1%程度」との事。
初代PS4は、静電気の誤感知でディスクが排出される初期不良がありましたが、現在はそれも改善されており、それ以外で目立った不評はありません。
確かにPS3よりデリケートな製品だとは感じますが、ソニータイマーなるものが発動する可能性自体、かなり低いはずです。
5年使っても故障しない?
因みに僕の友人は初期モデルのPS4を使い続けて5年経過しているとのことですが、今のところ初期不良などは見られないとの事でした。
一日平均で3時間は使用しているとの事ですが、ゲームプレイが困難になるレベルの不具合に当たったことは過去にないとも言っていました。
家庭用ゲーム機の世代交代が4~5年に一回という事を考えると、次世代機が発売されるまで故障しないという方が大半なのではないでしょうか?
ただ、長年使い続けているとLANソケットの劣化など、物理的な不具合が出てくるのは間違いないみたいです。
遊ぶ年月が長くなる程、故障確率は上がる
当然と言えば当然ですが、ゲーム機で遊ぶ年月が長くなる程、故障率が上がる傾向にあります。
いくら故障率が1%未満のPS3とは言え、長い年月起動させていると何かしらの不具合が起こる事が多いです。
僕が使用しているPS3は初期ロットの60GB(あのデカいやつ)ですが、読み込みに時間が掛ったり無線LANを認識しないなどの不具合は見られるようになりました。
普通に遊ぶ分には現在も問題ないとしても、人の手で作られている以上、絶対は無いという事が分かります。
僕自身も初期不良に当たったことは無い
僕の体験談で言うと、皆さんが期待している様なソニータイマーに遭遇したことはありません。
PS1から新品を購入し続けて現在まで遊んできましたが、今まで大きな不具合を経験したことは、記憶上では無かったと思います。
ただ当時から、電源が入らなくなったりディスクを読み込まなくなったりする事を「ソニータイマーが発動した」とブラックジョーク的に使う事は知っていました(笑)
僕の家庭はそれほど裕福では無かったので、なるべく故障しない様に気を使って遊んでいたということも関係しているとは思います。
ソニータイマーは都市伝説
因みにソニータイマーを簡単に説明すると、製品の保証期間が切れた時に丁度故障するという、タイムリーな故障を指します。
何年か前までのソニー製品は、ちょうど保証期間が過ぎたあたりで壊れることが多く、一部の購入者からは「高い技術を駆使して、ワザと保証期間外の時に壊れる様にしているのでは?」と噂されていました。
装置やプログラムが特定出来ないので都市伝説にすぎませんが、少なくとも20年近く前から言われているので、色んな意味でユーザーから親しまれている呼称です。
今でも”初期ロットは買わない様にしている”という方も居るので、存在を信じている方も多いかもしれません。
故障の原因は大体がユーザー起因
故障の大半の原因は、使用環境が要因となって起こる事が多いです。
例えば湿気が籠りやすい所に本体を置いて使っていたり、電源をつけっぱなしにしていたり…といった要因が、故障率に繋がる原因になります。
スタンバイモードは便利ですが、実質電源が通っている状態なので、湿気が多い場所でスタンバイモードを多用していると故障しやすくなるのは、何となく想像つきますよね。
こまめにシャットダウンしたり、通気口の掃除や排気熱口付近に物を置かない等を心掛けると、本体の寿命を延ばすことが出来るので気を使ってみると良いです。
中古PS4を買おうか迷っているなら
仮に現在、あなたが中古でPS4の購入を検討しているなら、販売店が独自に出している保証に入るのが良いです。
そうすれば、万が一の故障時も保証で修理して貰えるので、幾らかは安心できます。
例えばヤマダ電機で購入した全ての製品には、有償ですが数年間の製品保証をオプションで付けることが出来ます。
また、秋葉原などで展開しているソフマップやヨドバシカメラなどでも、製品保証を付けることが出来ます。
大手ゲームショップや家電量販店などでは、保証も手厚いので、心配であれば製品保証を付けると良いでしょう。
フリマアプリでの購入には注意が必要
一つだけ気をつけるとするなら、メルカリなどのフリマアプリでの購入には気をつけた方が良いと思います。
理由としては、どういう経緯で出品したにせよ、商品状態をごまかしている可能性があるから。
画像で確認できない小傷や、箱の痛みやケーブルの欠品程度ならまだ許せますが、保証期間外でHDD不良等の理由を記載せずに出品している、悪質な出品者もいます。
そうならない為にも、事前に出品者と連絡を取り合い、過去の取引実績などから判断する必要があります。
特に、出品者の年齢が低すぎたりする場合は地雷の可能性が高いので、そういった方と取引するのは避けた方が無難です。
補足:既にPlayStation 4 Proは生産終了に
ちなみに余談ですが、 PS4Proは既に【生産終了】となってしまった様です。
そのため PlayStation 4 Pro を手に入れるには現状中古で入手するしか方法がないです。
ではどうしてこんなにも早く PlayStation 4 Pro が生産終了になってしまったのか?
という部分を下記の記事で説明しているので、いつか PlayStation 4 Pro を購入しようと思っていた方は参考にしてみてください。
なおこれは PlayStation 4 Pro の話なので、現行の PlayStation 4はまだまだ製造中です。
あとがき

中古PS4でソニータイマーが発動する可能性を調べてみました。
そもそもソニータイマーは都市伝説なので、単純に製品の故障率を調べてみましたが、PS3で”0.2%程度、PS4で1%程度”との事。
PS4はPS3と比べるとデリケートな製品ですが、初期不良や故障しやすい個体を引く確率は、相当低いと考えていいと思います。
フリマアプリなどで買う場合などを除き、大手の家電量販店やゲームショップで中古本体を買う分には「製品保証」も付けられるので、どうしても不安であればそちらでの購入を検討すると良いです。
賢く買い物をして、あなたのゲームライフを充実させてみて下さいね!