2017年36・37合併号~2020年12号まで連載されていた、超人気連載漫画だった五等分の花嫁を覚えている人は多いでしょう。
5姉妹と主人公・風太郎との絆や急展開を含む恋愛要素で、読者を楽しませてくれました。その五等分の花嫁ですが、既に漫画自体は完結している為、誰が花嫁になるかまで明らかになっています。
ですが一部で、「実は打ち切りだったのでは?」と話題になっていた様子。また最終話が一部ファンの間で炎上していたことも発覚。
最終話が近づくにつれ、目まぐるしく状況が変わる本作。果たして本当に打ち切りだったのか?について、詳しく調査してみました。
結論:五等分の花嫁は打ち切りではない
まず結論からお伝えすると、五等分の花嫁は打ち切りによって最終話を迎えたわけではありません。
打ち切りになる要因は、主に次の3つです。
・単行本のセールス不振
・漫画家の病気発症&悪化
・大人の事情
これらの事情で連載漫画の打ち切りが決まる事が多いですが、五等分の花嫁はいずれの要素にも当てはまりません。
下記でもう詳しく説明していきますね。
単行本のセールス不振
単行本のセールス不振によって打ち切りとなる漫画は多いですが、五等分の花嫁に関してはセールス不振とは無縁です。
連載当初より人気作でしたし、単行本が発売されてからは更にセールスが好調でした。その為、わざわざ打ち切りにする必要がどこにもありません。
因みに現在、単行本がどれくらい売れているのかを調査したところ、下記のニュースサイトにて累計販売冊数が公表されていました。
映画『五等分の花嫁』は2020年2月まで「週刊少年マガジン」にて連載し、現在までにシリーズ累計発行部数1,600万部超えを記録(2022年3月時点)、テレビアニメは2019年1月~3月に第1期、2021年1月~3月に第2期がTBSほかにて放送され、待望の映画化となっている。
引用元:PONY CANYON NEWS(https://news.ponycanyon.co.jp/2022/03/67643)
2022年2月までシリーズ累計1600万部以上売れている事実がある、正真正銘の超人気作。そのため、セールス不振による打ち切りだった…というのは到底考えられませんよね。
漫画家の病気発症&悪化
漫画家の病気発症や悪化で、打ち切りとなるケースも多いです。打ち切りにはならずとも、持病の悪化で長期休載する漫画も多いですよね。
作者である春場ねぎさんの健康状態について調べてみたところ、持病などの単語を含む情報は出てきません。五等分の花嫁を完結させてから新連載している漫画も、今のところ順調に連載を続けてくれています。
何らかの持病を抱えていないという事で、連載頻度も安定してくれていますよね。五等分の花嫁の連載時代は、単行本が年間3冊発売という驚異的なスピードで連載してくれていました。
現在の連載スピードもそれと同じか、もう少しゆっくり目位なので、持病の発症や悪化による打ち切りでは無かった、という事が言えますよね。
大人の事情
いわゆる不人気作品や、作者逮捕による打ち切りなどがこれに当てはまります。
週刊誌や月刊誌では定期的に連載作品の人気投票というイベントが有りますが、ここで下位を取り続けてしまうと連載側から打ち切りを打診される事もあるんだとか。その点で考えると、連載当初から人気作だった五等分の花嫁はこの理由に当てはまりません。
また作者逮捕による打ち切りでは勿論ありませんし、そもそも作者である春場ねぎさんが12巻発売後に「あと二巻で完結します」と宣言してからの完結だったため、大人の事情が絡んでいる事はほぼ無いでしょう。
五等分の花嫁を14巻で完結させた理由は?
単行本12巻が発売された際、作者である春場ねぎさんは「五等分の花嫁はあと二巻で完結します」と発信し、読み始めたばかりのファンや古くからの読者は非常に驚いたという事がありました。
ではどうして五等分の花嫁は14巻で完結してしまったのでしょうか?
その理由ですが、「面白く引き伸ばすことが難しかった」という理由だったとの事です。春場ねぎさんは漫画を面白く引き伸ばすことが難しいと元来仰られており、担当さんと話し合いを重ねた結果、「無理に引き延ばさずに完結させよう」という結論に至ったとの事。
色んな漫画家さんがいますが、面白く引き伸ばすことが苦手だったり、または得意だったりする先生など様々です。春場ねぎ先生は前者だったという事で、無理に引き延ばして評価を下げるより人気作のまま完結させることを選んだみたいですね。
五等分の花嫁の最終話が夢オチと勘違い?一部ではプチ炎上
人気作のまま終わらせるという事を選んだ春場ねぎさんですが、後半になるにつれて展開が早くなっていく様になりました。そのせいか、一部のファンの間では「最終話が夢オチとかひどすぎる」というつぶやきも見られ、一部でプチ炎上していた様子。
こちらも結論からお伝えすると夢オチではないのですが、的確に返答してくれている方が居たのでこちらも掲載しておきます。
最終話で結婚式の後 五つ子が新婚旅行でどこに行くかを相談しているのを見て 風太郎が「そういえばこんな事が前にもあったな」と 高校時代に卒業旅行先を選んでいた時の事を思い出し 高校時代の回想で 寝ていた風太郎が「結婚式は?」と飛び起きて 卒業旅行先を相談していた五つ子に呆れられたというシーンを 結婚式は夢だったと勘違いしている人がいるというだけです そもそもこの作品 風太郎が結婚式の日に五つ子との出会いを回想するというシーンで始まり 高校時代の話は全て結婚式前の過去回想 結婚式の日だけが現在という構成です
引用元:Yahoo!知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13263364313?query=%E4%BA%94%E7%AD%89%E5%88%86%E3%81%AE%E8%8A%B1%E5%AB%81%20%E5%A4%A2%E3%82%AA%E3%83%81)
忘れている方も多いと思いますが、第一話目は結婚式のシーンから始まります。という事は「夢オチではなく、過去を夢として思い出している」という状態です。
その為、最終話で風太郎が目を覚ました際は一話目の続きから描かれているという事になります。そこまでの伏線やフラグ、「なんで四葉なの??」という部分は原作を見て納得するしかありませんが、少なくとも夢オチではない事が分かりますよね。
当時はアニメ版も1期しか放送していなかったので、「アニメでしか見た事が無い」という方も多かった様です。そういった方々が勘違いしてしまい、夢オチでプチ炎上してしまう事になったとの事。
結末は賛否両論だった
これだけの人気作だったので、最終話や結末への反応も賛否両論ありました。
特に「最後に五月が大逆転するだろう」といった声や「やっぱり原点復帰で三玖じゃない?」といった予想をしてきた人たちからすると「なんで四葉?」という意見は勿論、5姉妹全員で新婚旅行に行くという部分に違和感を感じる人も。
一方で、「結婚しても関係が変わらない」部分を評価した声や、「誰一人嫉妬してなくてよかった」という安心感を抱いた人も多かった様です。
結果として大団円で終わったので、最高の結末ではないにしろ、上手くまとまった感が強い最後となりました。
今ならアニメ・マンガのどちらでも完結まで見れる!
今回は五等分の花嫁について、打ち切りの噂や炎上について調査してみました。
結論をお伝えすると打ち切りでは無く、担当と話し合ったうえで綺麗に終われるように完結まで調整した、というのが事実です。また一部では「夢オチだ」とプチ炎上していましたが、こちらも最初からしっかり読んでいれば勘違いであることが分かると思います。
漫画版はもちろん、アニメ版も完結しているので最後まで一期に見たい!という方は、U-NEXTで一気見したり漫画書籍を購入したりなどして楽しんでみてはいかがでしょうか?