東方projectは今どうなってる?

最近はブームが落ち着いた感がある東方プロジェクトですが、一時期は某動画サイトで専用カテゴリが作られるなどの人気を誇った東方。
ブームもすっかり落ち着き、最近メディアなどで名前を見ることも少なくなった様な…と思った方もいるのでは。
筆者が最後に東方ゲームを触ったのは星蓮船が最後だったので、もう10年以上前のこと。
今回は久しぶりに拝見した、東方シリーズの現在についてまとめました。
現在も新作が作られ続けていた!

現在の東方プロジェクトの状況を調べてみたところ、現在も新作が作られ続けている事が判明。
基本的には過去に発売された作品とシステムは同じで、基本性能の異なる自機を選択し、敵や敵弾に当たると残機が一つ減るシューティングゲーム。
コンテニューなしで全6面をクリアするとエクストラステージが解放される所も変わりないようです。
ただし、規模は最盛期の半分程になった様子

しかし現在、東方プロジェクトの人気は落ち着いている状態で、2009年ごろの人気と比べると半分ほどの規模でのイベント開催となっている様でした。
数年近く、東方熱が継続していたので、ファンの熱気も2012年ごろから徐々に落ち着いてきました。
ただ元々は変態的なシューターの固定ファンが多く存在するゲームだったので、以前のようなコアなファンを楽しませるためのゲームに戻ったような印象を受けます。
東方系サークルも世代交代が進んだか?

因みにあれだけ沢山存在した東方系のサークルも、現在は世代交代が進んでいるとのこと。
採算度外視でユーザーファースト視点のサークルは現在も残っているようですが、ブームの終焉と共に、若い東方二次創作サークルは離脱してしまった様子。
有名な壁サークルは現在も残っているようですが、多くの場合は世代交代が進んだ模様。
相変わらずZUN氏は元気そう
東方シリーズの生みの親であるZUN氏は、現在も相変わらず元気そうです。
2012年には一般女性と結婚され、その後二人のお子さんを授かったようです。
育児に仕事に大忙しの様ですが、その合間を縫って現在もZUN氏がプロジェクトを切り盛りしているようです。
無類のビール好き・日本カルチャーオタクでもあるため、その手のイベントに呼ばれることもあるようですね。
メディア出演は多くはありませんが、ZUN氏の近況は「博麗幻想書譜」でも確認することが出来ます。
ここまで東方が何だか分からない人の為に
因みに、ここまで読んでみて”東方が何だかわからない”という方のために、簡単に東方projectについて説明しておきます。
超高難易度の弾幕シューティングゲーム

東方プロジェクトは超難易度の弾幕シューティングゲームで、基本的には上海アリス幻樂団の神主であるZUN氏が一人で手掛けている作品。
普通難易度のシューティングゲームでは物足りない…という方にオススメで、最大の魅力は何といってもその弾幕の美しさと戦闘を盛り上げる豊かな曲達。
最大難易度では「これ本当にクリアできるのか…」と思ってしまうほど難しくなっています。
美しい弾幕と良曲を探している方にはこれ以上ない作品ですが、ある程度のSTGゲームスキルと弾幕耐性が必要になります。
Easyモードで死にまくった記憶があるので、まるっきり初心者にはきついかもしれません。
基本、二次創作OK
東方プロジェクトは基本的に二次創作OKなので、自由にアレンジして二次配布しても良いことになっています。
原作者のZUN氏が「二次創作を認めている」事や、原作ゲームにくどい設定などが存在しないので、制作側も非常に入りやすいことでも有名です。
これがきっかけとなって、2000年代後期から東方ブームが到来し、『例大祭』の第四回→第五回の来場者数が爆増しました。
結果、多くの有名東方サークルが登場し、一時代を築いたゲームとなりました。
東方メタル という音楽ジャンルもある
因みに東方プロジェクトがこれだけ大きく知られることになった側面に、東方メタルと呼ばれる音楽ジャンルが確立された事も要因としてあります。
作中に流れるbgmをメタル調にアレンジし、歌詞を載せてバンド調の曲にしたものが多く存在します。
有名どころでは「Unlucky Morpheus」や「IRON ATTACK!」等の様なサークルが有名です。
ニコニコ動画などの媒体に音源があげられた際は”東宝重金属”とタグ付けされることが多くありました。
因みにUnlucky Morpheus(通称:あんきも)のVo”Fuki”は、過去にLIGHT BRINGERというメジャーバンドでもVoを担当してました。
他にも、東方楽曲を演奏するサークルがそのままメジャーデビューした例もあるので、当時のブームの中でも割と大きなカテゴリーだったような気がします。
最新作はsteamでも販売中
この記事を書いている段階での最新作、【東方鬼形獣】はsteam上で販売されているようです。
その他にもamazonで上海アリス幻樂団としてショップ登録されているため、こちらから購入するのもOK。
値段もおおむね当時の販売価格と同じくらいなので、こちらも非常に良心的ですね!
最新作情報はZUN氏のブログか、「上海アリス幻樂団」のHP上で更新されることになっています。
ただ、上海アリス幻樂団のトップページは2015年を最後にアップデートされていない為、最新作などの情報はZUNブログかTwitterで確認したほうが早いかもしれません。
あとがき

久しぶりに東方プロジェクトの事が気になって調べてみると、当時と変わらず元気にやっているようで安心しましたw
人気は10年前の半分くらいに落ち着きましたが、昔も今もコアなシューターから愛される作品をリリースし続けているとのこと。
最近ではPS4にも東方作品がいくつか浮上してきたので、もしかしたら数年後にはまた第二次東方ブームが訪れることになるかもしれませんよ。